タイル豆知識あれこれ

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タイル豆知識あれこれ

2021/01/19

タイルの元々。。

ヨーロッパ風レンガ造から

明治以降、倉庫、工場、公共建物などで洋風の建物、、つまりレンガ積みの建物がある種の象徴のように作られたようですが、地震の多い日本ではやはりレンガ積みでは耐震性が持たず、外観はレンガのように洋風なタイルがRC造の仕上材として使われるようになったようです。

 

 

小口タイルとは?

レンガ由来

タイルはレンガ積みが元になっているのでネーミングもレンガ由来のものが多く、レンガの小口(切断面)の大きさに合わせてつくられたタイルを小口タイルと呼びます。

108㎜x60㎜のものをいいます。

横に2つ並べた横長の大きさのものを2丁掛けと呼びます。108x2=216に目地分をいれて227としています。つまり、

227㎜x60㎜が2丁掛けです。

レンガは豆腐のような形だから豆腐と同じように「丁」と数えるようでレンガ2丁分で2丁掛けとなったようです。

 

452丁掛けタイルとは

多く使われるサイズ。小口2丁掛けと間違わないように。。

45㎜角のタイルと目地の寸法を合わせた大きさのタイルを452丁(45ニ丁)掛けタイルといいます。

95㎜x45㎜です。

「2丁掛け」という場合、小口掛けとこの452丁では寸法が違いますので注意が必要です。

45㎜角のものは45角タイルという場合と目地を入れて50角タイルという場合があり同じものです。
カタログなどでタイルを見るときはどこからどこの寸法か見る必要があります。

ユニット(一枚のシートに複数のタイルが貼られた状態のもの)などは目地寸法等さらに注意が必要です。

 

イモ目地

縦横の目地が通る貼り方

通し目地ともよばれます。芋の根が縦横そろっているからといわれます。
レンガを積んだことがある人は少ないですが、段ボールを積んだりするときに、井桁に組むと崩れにくいのはご経験があるかもしれません。並列に組むと力が分散しないからです。
一方タイルはイモ目地でも問題はありません。薄いから下にかかる荷重が少ない為です。貼りやすさ、見た目のスッキリさはイモ目地がメリットがあります。452丁掛けなど小さなタイルはイモ目地が多いです。

ウマ目地

縦目地だけ違い違いにした貼り方

建築では2つのものにまたがるように乗ることを馬乗りといいます。レンガを馬乗りに積むことから派生したタイルの貼り方なので、ウマ目地です。力の分散が目的となるため、2丁掛けタイルのような横長の大きなタイルの時に用いられることが多いです。

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