シーリング工事全般

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シーリング(コーキング)工事全般

様々なシーリング(コーキング)工事に対応 雨漏りの応急処置としてのシーリングから外壁塗装まで様々な対応

足場を組まないからできる様々な対応ですが、不適切な提案はいたしません

シーリング(コーキング)の劣化は目に付きやすく防水機能の面ではその機能性はご存知の方が多いので、雨漏りの場合まずシーリングをチェックされることと思います。ただ、忘れられがちなのが緩衝材(クッション)としての機能です。シーリングの劣化を考える際には重要です。外壁の種類によって適切なシーリング材を使い分ける必要があります。

穂高外装メンテナンスLLC.では、常にお客様の状況に合わせたご提案を心掛けております。雨漏りの応急処置としてもお客様の状況に合わせてご提案内容が変わる場合があります。1〜2年以内などの直近に大規模修繕をお考えの場合と、数年予定のない建物の場合ではそれぞれの状況に合わせた提案ができる場合があります。シーリング(コーキング)の補修は建物によって一概ではありませんので、原因と状態と状況を加味したご提案を心がけております。

もちろん一面、あるいは全面のALC目地の打ち替えや、外壁塗装の下処理としてのシーリング打ち替えも施工いたします。

シーリングは一定の条件で施工して初めて機能を発揮します。よく、増し打ちがいいのか打ち替えなのかと各業者様のホームページで記事を見かけますが、打代(シーリングが機能を発揮するための厚み)がないのに増し打ちは出来ません。他社ホームページをご覧になって、増し打ちでいいですとのご依頼を賜ることがありますが、シーリングの機能を発揮できない増し打ちは、節約には繋がりません。つまり原因と状態と状況によってであって、現場も見ないで一概に増し打ちでいいですよ、とは言えないと考えています。

 

各種シーリング(コーキング)工事に対応

外装の様々なところで使われています

ALC、サイディング等目地シールの打ち替え

パネル目地でのシール材は雨水の侵入防止効果はもちろん、建物のムーブメント(振動や寒暖差による伸縮、膨張)の緩衝の役割も大きい。

窓枠シールの打ち替え

サッシ周り、水切り等、窓周辺に多くシールが使われています。窓周りのシールの劣化は室内への雨漏りに直結します。

フードやベントキャップ等のシール打ち替え

フードやベントキャップなどを取り付けた場合、特にALCなどの比較的吸水性が高い壁材の場合、防水処置が重要です。

雨樋、配管の接続周辺、固定金具の付け根等のシーリング打ち替え

雨樋や配管の固定金具の取り付け根本や、配管を通す壁の穴などは、外壁に雨水が染み込まないよう処置が必要です。

各工事に対して注意すべき点や、材料の選定があります。シーリングの特性、機能を把握して適切なご提案をいたします。お客様の建物の状態やこれからの予定などもしっかり加味し、雨漏りの応急処置から外壁塗装までお客様の状況に合わせたご提案をいたします。

【重要】
雨漏りの場合ですが、本来雨仕舞の機能として雨水の出口になっている穴が空いている場合があります。建物の構造や状態を考えない業者さんがその穴を塞いでしまう場合など、部分工事とはいえ、建物によくない工事をしてしまう場合があります。樋で例えると出口を塞ぐと入り口まで水が溜まり、かえって雨漏りの原因になるようなものです。穴をシールで塞ぐ場合、こう言った配慮も必要になります。

目地シーリング、打継ぎシーリングなどは建物のムーブメントと壁材に合わせて材料に選定はもちろん、2面接着か3面接着かなどもしっかり状況に合わせて選択、提案いたします。

基本的なシーリング(コーキング)工事

基本的な流れ

基本的なシーリング工事の流れ

①既存シールの撤去
カッターとラジオペンチなどを使い、既存シールを撤去します。撤去が悪いときれいにシーリングできません。

②掃除
刷毛で撤去カスを取り除きます。

③(バックアップ材充填)
必要がある場合はバックアップ材を充填します。溝が深い場合や、ALCなどムーズメントを殺さないようにシーリングする際にバックアップ材を充填します。

④マスキングテープ等で養生
汚れてはいけないタイルや石材、鉄部などにマスキングテープなどで養生します。

⑤プライマー塗布
刷毛でプライマーを塗り込んで行きます。

⑥シール材の充填
充填用のガンでシールを打ち込んでいきます。充填したシール材を形に整形した専用バッカーでならします。

⑦養生バラし
汚れや、はみ出たシール材で他を汚さないよう、丁寧に養生を剥がします。

⑧チェックと手直し
最後にチェック。悪い部分があれば手直しします。

 

 

 

シーリング(コーキング)の種類

様々な種類があるシーリング材

外壁修繕でよく使われる種類

様々な種類のあるシーリング材。どの材質で工事を行えば良いのか。
いろいろな情報がインターネットなどでは検索できます。詳しい材質の特性などはそれらの情報を参照いただければ、と思います。

穂高外装メンテナンスLLC.では、お客様から特別指定がない場合は下記のシーリング材で見積を提案しております。(お客様の指定や、別材種が適していると思われる場合などはこの限りではありません。)

・外壁塗装を同時に施工する場合(シーリング後塗装する場合)

ウレタン系シール材
ウレタン系シール材は耐久性はあるが、紫外線に弱く、ホコリなどを吸いつけやすく汚れやすい特性がある為、上から塗装をする場合に使います。

・今回は塗装しないが、今後塗装するかもしれない。
・塗装しない

簡易一覧

材料
用途
特徴
ウレタン
同工事で塗装する場合
塗装が必要。
変成シリコン
同工事で塗装しない場合 いずれ塗装するかもしれない場合
外装ではどこに使っても無難。
塗装もできるが、そのままでも大丈夫。
ポリサルファイド
タイル伸縮目地
タイル伸縮目地以外ではほとんど使用しない。
シリコン
トイのジョイントなど
塗装できない。撤去が大変。定期的な補修が必要ない部位など。

※基本的な一覧です。状況によってはこの限りではありません。

【重要】:ビル、マンションの「外壁」補修に通常シリコンは使いません

できれば外壁専門の業者に依頼いただきたいですが。。。

とくにDIYや外壁専門ではない業者に頼むときには注意してください

取り返しがつかないことにも

まずは変性シリコンとシリコンは別物です。ホームセンターなどでご購入の際ご留意ください。

台所まわりやお風呂回りなど、内装のシーリング(コーキング)材として馴染みがあるため、シリコンという言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。先述のように内装ではよく使われる材質です。価格が安く耐久性があります。

ただし、外壁のシーリング(コーキング)には向きません。簡単にいえば一重に硬すぎるのです。建物には動きがあります。それは住んでいても感じないものであっても、大きな建物が微微と動けばそれなりに荷重がかかります。そこに硬い緩衝をいれても緩衝にならないのが大きな理由です。用途別に外壁で使用されるシーリング材は外壁の種類によってそれぞれ建物の動きに追従し緩衝材としての役割に耐えるようになっています。

 

もうひとつ、シリコンはあとあと綺麗に撤去が困難です。上に塗装もできませんし、上からかさねてシールを打つこともできません。上の写真は雨漏りに困ったオーナー様が内装屋さんに相談したところ、できるところだけ塗っときますと、施工されたとのことです。もともとはどういう仕上がりだったのかはわかりませんが、もう既にワレワレです。本来のシーリングの使用用途から外れてる上に、シリコンです。また下の写真のように、汚れやすいです。しかもこう言う状態だとどうすることもできません。タイルごと交換するのも大変ですが、きれいに治そうと思ったらもうそれしかできません。雨漏り自体は止まったとのことでしたが、撥水材の塗布でも同等の効果はありますし、見栄えももっときれいです。あとあとの処置も簡単です。

とにかく、外壁にシリコンはNGと認識いただいても問題はないと思います。

 

1液OR2液?

シーリングのタイプとして1液と2液という分類があります。
1液はホームセンターなどでも見かける下の写真の左側のものです。専用のガンがあれば開封してそのまま使えます。
2液は主剤と硬化剤を専用の機械で撹拌して使います。

材質が同じであれば性能は変わらないと考えます。
1液は開封すると、2液は撹拌が終わると硬化が始まりますので、作業効率によって使い分けます。

ビル、マンションの外壁のシーリング(コーキング)はできるだけプロに任せてほしいです

以後の工事も考えての処置をする

シーリング(コーキング)は雨漏など防水面で、室内の水回りで、非常に便利に使われます。ホームセンターでも色々なものがならんでいます。上記のように材質もそうですが、使用する部位にも注意が必要です。一旦塗ってしまうと撤去が大変です。特に使用するべき場所以外では綺麗に撤去するのは無理といっていいくらい困難です。

また、建物には外壁とはいえ塞いではいけない穴や、隙間があります。隙間から雨水が入ってる、と勘違いされ、塞いではいけない隙間を塞いでしまい、雨漏りがひどくなるケースもあります。クラックなど後でできたものは塞いでも大丈夫ですが、元々の水抜き穴や隙間などは敢えてそこから水を抜く機能で設計されたものもありますので、できれば材質の剪定から施工まで外壁のプロに任せるようにしていただきたいと考えています。

 

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