トレイル散歩　京都

京都外周を歩く「京都一周トレイル」。一周を１日で、、というのはちょっと難しく、エスケープなども考えると、「東山コース」「北山コース」「西山コース」と分割踏破するのが一般的です。厳密にいうと京都の入り口側の南には山がなく、一周、は、してないのですが笑。なかでも東山コースは街歩きも多くエスケープもしやすいので歩きやすいコースです。もともとは伏見稲荷からスタートだったのですが、あらたに伏見城からのコースが追加されました。三分割といってものんびりあるけば１日はかかるのでさらに分割すれば半日散歩にも最適です。

伏見桃山城は大阪、京都の間の要所で、関ヶ原や大阪の陣の前哨戦の舞台になりました。天守閣は遊園地の一貫として建てられたもので、中にははいれませんが、公園となっている周辺は歩いていてとても気持ちいいですね。桜も綺麗なところです。今回は行ってませんが、明治天皇の御陵も併せて回ると、ここだけでも結構見るところあります。

のんびり歩けば、思わぬシャッターチャンス笑。

コース中、あちこちに竹林があります。京都で竹林といえば嵐山ですが、規模も大きな竹林と、整備された道、そしてなにより人がいないので、このコースの竹林もとてもいいですね。

この季節、竹林にはたけのこがにょきにょき生えていました。大きいやつは皮の下に竹が。缶詰みたいでした笑。こんなんなるんですね。

この散歩道で１番の展望です。洛南が一望。歩いてきた伏見城も見えます。京セラ本社も見えます。そしてここも、人は少ない笑。

展望台からの下りは、シックスセンスがある人はちょっとこわいかも笑。人気のない山道からちょっと変わった鳥居とかがでてきます。さらに降ると入り口にでてきますが、ほんとうにひっそりと佇む神社です。

あまりに住宅地にあるので見落としがちですが、厳かな御陵が。名神をくぐる手前にあります。

今回のコースでは伏見稲荷の中腹に着きます。降っていくにつれ人が増えて終点。お城に停めている車まで電車で二駅。２時間くらいの散歩道でした。城あり、竹林あり、神社あり。そうそう展望台あり。京都市内の散歩に飽きたら、ちょっと半日、とかにはいいコースです。