セルフバルコニー 大阪千日前 法善寺
2021/09/18
ビル、マンション、オーナー様ちょこっとメモ _φ(・_・
いずれ「情報」にまとめますが、結構重要と最近の事例から、、、
ビル、マンションの雨漏りに関して、一番メンテナンスに気をつけるべきはやはり屋上です。壁とは雨の当たり方が違いますし、水を貯めてしまったり、やはり壁とは劣化の速度がちがいます。特に陸屋根の建物が多い、ビル、マンションでは屋上の防水の劣化は即雨漏りに繋がりやすい部位です。
その重要な部分で肝心の『防水工事』に誤解がある場合があります。我々のような施工会社が屋上防水というと下記のような防水層を含むもの、というのが認識です。工法はさまざまあって建物の造りや状況(前の工事の処置など)を含めていろいろありあすが、今回の記事はその工法についてご紹介するものではありません。
実はこの一番重要となる防水層が形成されていないのにオーナー様や管理会社様が防水工事は施工済みと勘違いされているケースがあります。それは、下記図でトップと書かれている部分だけ施行するなんちゃって防水です。屋上はしっかり防水してあるのにバルコニーは防水槽が入っていないケースなどがあります。
塗装自体はするので漏れていたものが止まるケースもあり、応急処置的にトップだけ塗って様子をみる、といった納得の上の計画的なメンテナンスとして否定するものではありません。ただ、ちゃんとした防水工事をするつもり(したつもり)で施工したものの早いスパンで雨漏りしたり、ここは施工したからきっと他の部位だろうと思ってしまったり、ちゃんとした防水工事をしたつもりでじつはトップを塗っただけ、というケースを最近よくあるケースとしてご紹介だけしておきます。