山コーヒー
2020/05/10
山での至福の時
入れる時から楽しい
いろいろある山の楽しみ方の一つ
山での楽しみの一つに、山のコーヒーを楽しみにしている方はかなり多いと思います。私もこれが楽しみで登ったものです。こればっかりはやった人しかわからない。。(まあ、世の中の趣味自体が全部そうなんでしょうけど、、)山登り自体、やらない人からすれば、何が楽しいんだか、、の最たるものですが、もし、想像いただけるなら、目を瞑って想像ください。重たい荷物を担ぎ、一歩一歩山頂を目指す。歩き出し、なんでこんなしんどいことやりだしたんだろ、と、ああ、この先の景色はどうなってんだろう、と、苦しいのと楽しいのとがグルグル回る。紆余曲折の心理のあと、絶景の山頂。(山頂の景色や、様々な景色を目指して登る場合が多いので、基本的に山頂は絶景)。ずーっとみていたい場所に荷物を下ろし、腰をおろす。絶景と平地よりも冷え込む山頂。コーヒー飲みたくないですか??ダメでした?やはり、やったことがない人に説明は出来なものですね。私一時、コーヒーのために、荷物を増やしてました。豆を挽く手動の持ち運び用ミル、お湯はちゃんとしたドリップポットでわかし、ドリッパーは普段使いのもの(山用でないもの)、カップはチタン製。これにバーナーセット。ペーパードリップの研究も少ししてました。今は、ミルやドリップポットまでは持っていきませんが、コーヒーセットは必需品です。
では、もう一つ、コーヒーではないのですが、、、
サラリーマン時代、部下と鳥取の大山に登りました。夏でしたが、雨模様で山頂付近はかなり寒かった。彼らはコンビニで弁当を買っていました。私はいつものようにお湯を沸かし、カップヌードルと、自分で握ったおにぎり。食い終わって汁をすすり始めると、部下たちがジロジロ、ジロジロこちらをみています。んん〜?ひょっとして。
「飲む?」すると、目をおもっきり見開いて「いいんですかぁ〜?」と。こんな汁でよければっていうかもっと早く言ってやればよかったと思いました。涙を流さんばかりにうまそうに汁を啜ったその子はその後すぐにバーナーを買いに行って、毎回思い出のカップヌードルカレー味を食べてます。