金木犀春

昨日のブログで、テレアポについて少し愚痴っぽく書きました。
いろいろなことの様々な情報が飛び交う中、お得な情報、にも、様々落とし穴があるように思います。ぱっと見、あからさまにおかしいのは論外ですが、肩書きなどで一瞬ほうほうと思うのですが、よく考えるとおかしい、、というものです。うそではないけど、落とし穴がある、そういったものです。

とある有資格者のメルマガ記事です。
「『法人役員でも社会保険にはいらなくてもいい方法』
（中略）
法人の代表取締役が夫で、これまで専業主婦だった奥様も役員にします。
夫は役員報酬を払わないようにし、奥様は非常勤役員とします。
代表取締役である夫に役員報酬を払うと、社会保険の加入義務が発生しますが、非常勤役員の場合は、役員報酬をはらっていても社会保険の加入義務はありません。ちなみに代表取締役は非常勤にはなれません。この技を使うと、社会保険にはいらなくていいのでお金が節約できます。」

これを有資格者がもっともらしくいうと、ああ、そうか、と、思いますし、うそではありません。でも、よく考えてみたら、こんな会社あるでしょうか。社長の給料がなく、非常勤役員がいくらもらうものに設定するのかわかりませんが、社長よりも多くもらう。税務署にこれが通るのでしょうか、、。これで政務署に指摘され責任をおうのは納税者です。有資格者ではない、というところが辛辣に思います。

情報が多い時代だけに、こうした落とし穴には注意したいものだと感じます。おそらくこうした辛辣なことをやる人に多くの大多数の同業者が眉をひそめることだと思います。ただ、表に情報としてでてくるのはこういったものである場合も多いものだとも思います。