結露　これからの季節

結露は簡単にいえば暖かい空気が含むことができる水分の量と、冷たい空気がふくむことができる水分の量が違うことが原因です。暖かい間に水分を１００含んだ空気が冷えることにより８０（数字は例え）しか含めなくなり、のこりの２０が結露として現れます。寒暖差が激しくなると結露の量が増えるのはこのためです。コップの水滴はよく見ると思いますが、窓や金属部分が結露しやすいのは、窓や金属部分が空気を冷やすからです。

雨漏りとの1番わかりやすい見分け方は、雨の時だけぬれるのか、そうでないのか。雨漏りの原因によっては一概に言えない場合もありますが、まずはそこから。店舗の方や住人の方から問い合わせがあった場合などは、この季節とくに、まずは雨との関連性を観察してもらうことが重要です。これは結露との違いを区別するためではなく、漏水の原因を把握していく過程で重要です。入居者さんも、きっちり観察できる状況ではないことが多いと思いますが、まずはできるだけの状況確認をしていただければ、、と思います。